F-2戦闘機をつくる《第8号》組立編
ぶ、武器は…武器はないのか!?
皆さんこんにちは!がっちです。
今号の組み立ては「バルカン砲とアンテナを組み立てる」と称して、バルカン砲とアンテナに加え、内部の配線(結線)が工程に含まれているようです。
バルカン砲と言えば、初代ガンダムが大地に立った時に最初に使用した武器ですね。(その時にパイロットのアムロ・レイが発したのが、見出しにも引用した「ぶ、武器は…武器はないのか!?」と言うセリフです)
…若い方には何のことだかわからないかも知れませんが、同世代の方にはきっと刺さってくれることを祈りつつ、張り切って行ってみましょう!
開封の儀
今号の外観は前号よりも更に薄くなった気がします…。これ、どこまで薄くなるんでしょう。(5月からは外装が無くなるので薄くもなにもなくなりますが(笑))
梱包を解いて見ると、パーツのブリスターパックは薄さだけでなく大きさもかなり縮んでしまっています。コンビニで売ってる300円くらいの食玩でよく見る大きさのブリスターパックですね。
パーツ数的にもそれほど多くはなく、サクっと組めそうな構成です。
今回仕様するツール
- ドライバー
- ヤスリ
- ピンセット
- 瞬間接着剤
工程が少ないと仕様するツールも必然的に少なくなりますね。
今回は新しいツールの登場はありません。
組み立て
<公式組み立てガイド>
事前準備
前号までにキャノピーの組み付けを行ったと思いますが、現在の状態だと本体を逆さにするとキャノピーが開いてしまい、逆さにした状態でネジ締めをすると、どうしてもキャノピー部分に荷重が掛かってしまって細かな傷をつけてしまう恐れがあります。
それを防ぐために、下の写真のようにマスキングテープで養生し、なるべくタオルなど柔らかいものを敷いて作業をするようにしましょう。
それだけでは心配だと言う方は、エアキャップなどの保護材をマスキングテープで貼り付けても良いかも知れません。
また、本誌ではもはや触れなくなりましたが、今号の電装品(LEDライト)も組み立て前にしっかり点灯テストを行うようにしましょう。
1⃣バルカン砲を組み立てる
工程②
「8-5 ライトカバー2」は金属部品(エッチングパーツ)です。組み立てガイドでは「禁止事項」に小さな字で書いていて見落としがちですが、これをニッパーで切ると刃こぼれしてしまいます。「ライトカバー2」をランナーから切り離す際は、組み立てガイドに記載してあるように手で捻って捥(も)ぐか、刃こぼれしても良いニッパーで切り離すようにしましょう。
工程③~④
ここの樹脂パーツのはめ込みは珍しく保持力がありますので、接着しなくとも大丈夫かも知れません。
工程⑤
ここはうっかり手で持ってしまいそうな位置になり、負荷が掛かることが予想されるので、組み立てガイド通りの箇所に瞬間接着剤を使用する方が良いかと思います。
2⃣LEDライトの配線を行う
ここは特に難しいこともなく、組み立てガイドの解説通りに配線を行えば問題なく動作するかと思います。ただし、コネクタ位置によっては指だけでは取り付け難い箇所がありますので、そう言った部分にはピンセットを使用すると良いでしょう。
3⃣アンテナを取り付ける
今号で一番気を付けなければならない工程です。
まず接着位置については、「8-6 アンテナ」部品の土台から1段高い部分の縁に瞬間接着剤を塗って接着すれば良いのですが、問題はそのパーツの受け側となる本体のアンテナ用の穴の精度が凄く悪いことにあります。
適当に接着していまうと、アンテナの向きが微妙に機体の中心線からズレてしまうので、慎重に機体の中心線に沿う位置で接着するようにしましょう。
完成!
そうして出来上がった第8号の完成状態がこちらです。
今回は裏面の配線もありますので、ひっくり返した状態の写真も載せて置きます。
第9号の予告では左主翼の組み立てに入ると言うことで、コクピットブロックの組み立てはまずはこれにて一段落と言ったところでしょうか。
コクピットブロックは細かなパーツや電装部品が集中していたので、内容の濃い工程だったような気がします。逆に言うと素人考えでは他のブロックはそれほど細かい工程はもうないのではないか?と思っていたりしますが、どうなるんでしょうね。
次回予告
次回は、第8号の冊子の内容をご紹介したいと思います。
遅れを取り戻すまではペースを上げて頑張って行きますよ~!