F-2戦闘機をつくる《第82号》組立編
600ガロン増槽を組み立てる①
皆さんこんにちは!がっちです。
今回は久しぶりにミサイル(武装)から離れ、増槽の組み立てとなります。
「本体じゃなくて装備品であることには変わりないじゃないか」と言われてしまうと身も蓋もありませんが、精神的に色々来るものがあった日々からちょっとだけでも気が紛れれば有り難いと言うものですね。
開封の儀
左側に並べた冊子の表紙にも増槽が写っていますが、その特徴的なフォルムが組み立て前のパーツからも見て取れますね。
今回使用するツール
今回は樹脂パーツをランナーから切り離すためのニッパー、バリやゲート処理用のヤスリ、樹脂パーツの接着はABS接着剤、マグネットの接着に瞬間接着剤、スミ入れ用にコピックモデラー 0.02 ブラックとスミ入れセットを使用します。
また、今回初登場のスプリングクランプは、樹脂パーツ同士のABS接着剤を用いた接着時に接着剤が乾くまで押さえておく用途で使用します。
これまではマスキングデープや手で押さえていたのですが、マスキングテープでは固定する力が不十分だったり手だと疲れたりしていたので、随分楽になりました。
必要に応じて複数個手元に用意しておくと良いかも知れません。
組み立てガイド
<公式組み立てサポート動画>
事前準備
例によって樹脂パーツのゲート跡やバリがとても酷いことになっているので事前に処理し、お好みに応じてスミ入れをしておきましょう。
1️⃣パイロンを組み立てる
工程①
ABS接着剤を使って「82-1 パイロンベース1」と「82-2 パイロンベース2」を貼り合わせ、「82-8 パイロンパーツ」を4つ接着します。
若干ピンボケで申し訳ないのですが、下の写真の向きで取り付けるのが正解かと思いますので、参考にしてみて下さい。
工程②
「82-9 マグネット(大)」と「82-10 マグネット(小)」をそれぞれ2個ずつ、丸印が外側を向くように瞬間接着剤で接着します。
2️⃣ドロップタンクを組み立てる
工程①
「82-6 ドロップタンクパーツ1」に「82-9 マグネット(大)」の丸印が内側を向くように瞬間接着剤で2個接着し、それを「82-4 ドロップタンクベース2」に「PWBネジ」3本を使って組み付けます。
工程②
工程①で組み立てたパーツに「82-3 ドロップタンクベース1」をABS接着剤で貼り合わせ、「82-5 ドロップタンク先端」、「82-7 ドロップタンクフィン」を同様にABS接着剤で接着します。
「82-7 ドロップタンクフィン」は左右でパーツが異なりますので、本誌組み立てガイドの図解を参考に、間違わないように接着して下さい。
工程③
「1️⃣パイロンを組み立てる」で組み立てたパイロンをドロップタンクに組み合わせます。
完成!
そうして完成した第82号のパーツは、このような形になります。
実機同様に筒状のパーツを組み合わせで作られたことを象徴するモールドが入っているのに、わざわざそこをガン無視した清々しいまでのモナカ割構成ですね。
不具合パーツ 問い合わせ進捗報告
- 第36号 「36-7 ポッドパーツ2」取り付け位置不良
→6月告知 後の号でパーツ一式提供予定 - 第49号 「49-8 アンテナ」の向きが逆
→2/11 問い合わせ実施
→2/20 問い合わせ受理通知
→2/21 問い合わせの詳細内容について再確認
→2/22 確認に対し、画像付きで再説明
→4/10 進捗確認実施 → 進捗なし回答あり - 第55号 300ガロン増槽の取り付け位置不良
→3/ 5 問い合わせ実施
→3/ 8 問い合わせ受理通知
→4/10 進捗確認実施 → 進捗なし回答あり
→6月告知 後の号でパーツ一式提供予定
今回は進捗ありませんでした。
次回予告
次回は、第83号の組み立てをご紹介したいと思いますので、お楽しみに!
*1:押し出しピン跡:樹脂製成形品を製造する際に、金型からランナーを押し出して外す時に付いた金属棒の跡