F-2戦闘機をつくる《第63号》組立編
機体後部を組み立てる②
皆さんこんにちは!がっちです。
機体後部の組み立て第2回目となる今回は、機体左側のエアブレーキを組み立てて行きます。工程そのものは多くはないものの、一部パーツの調整が必要になって来ますので慎重に組み立てて行きましょう!
開封の儀
エアブレーキそのものは手動で開閉させなければならない単純な機構ですが、スタビレーターの可動機構が含まれることから、樹脂パーツだけでなく金属パーツやビスが含まれています。
今回使用するパーツ
- ヤスリ
- ドライバー
- ABS接着剤
- ピンバイズ(1mm ドリル刃)
樹脂パーツのゲート跡やバリを削る為のヤスリ、ビス留め用のドライバー、樹脂パーツ用のABS接着剤に加え、ヒンジを差し込む穴が狭くてシャフトが入らないことを修正するために今回初登場となるピンバイスと1mmのドリル刃を使用します。
組み立てガイド
<公式組み立てサポート動画>
事前準備
樹脂パーツのゲート跡やバリを事前に処理しておきましょう。
(塗装済みパーツが多くありますので、削りすぎて塗装が剥げないように気を付けて下さい)
1⃣エアブレーキ(左)を組み立てる
工程①~③
第62号で組み立てたパーツにBPネジ2本を使用して「63-5b エアブレーキパーツ2」を固定し、「63-7 エアブレーキパーツ4」を挟み込む形でBPネジ2本を使用して「63-5a エアブレーキパーツ1」を固定します。
工程④
「63-2 エアブレーキ2」に「63-12 金属パーツ」を瞬間接着剤で接着します。
工程⑤
工程④で組み立てたパーツを「63-4 エアブレーキ4」に組み合わせ、「63-10 ピン2」を差し込みます。
ただし、パーツの精度がよろしくないようで無加工状態では素直にピンが入ってくれないので、予め1.0mmのドリルでピン穴を整えておくと良いでしょう。
工程⑥
第61号で組み立てた機体後部に工程⑤で組み立てたパーツを乗せ、さらに工程③で組み立てたパーツを乗せてAPネジ2本を使って固定します。
工程⑦
「63-1 エアブレーキ1」に「63-11 マグネット」を瞬間接着剤で接着します。
工程⑧
工程⑤同様に予め1.0mmのドリルでピン穴を整えた上で、工程⑦で組み立てたパーツを「63-3 エアブレーキ3」に組み合わせ、「63-9 ピン1」を差し込みます。
工程⑨~⑩
工程⑥で組み立てた機体後部に「63-6 エアブレーキパーツ3」をはめ込み、ABS接着剤を使って工程⑧で組み立てたパーツを接着します。
工程⑪
工程⑩で組み立てたエアブレーキを開き、内部の穴に「63-8 エアブレーキパーツ5」を差し込みます。
完成!
そうして完成した第63号のパーツは、このような形になります。
今更言うのもナンですが、エアブレーキは手動での可動なんですよね。
スタビレーターの可動機構との兼ね合いでなかなか難しいのは理解しますが、もう少し何とかならなかったのか?と、総額20万近く支払う身としては思いたくなりますよね。
それにしても、ライトブルー部分の成型色や各マテリアルの塗装色との色味の差が酷すぎです。
不具合パーツ 問い合わせ進捗報告
- 第36号 「36-7 ポッドパーツ2」取り付け位置不良
- 第49号 「49-8 アンテナ」の向きが逆
→2/11 問い合わせ実施
→2/20 問い合わせ受理通知
→2/21 問い合わせの詳細内容について再確認
→2/22 確認に対し、画像付きで再説明
→4/10 進捗確認実施 → 進捗なし回答あり
- 第55号 300ガロン増槽の取り付け位置不良
→3/ 5 問い合わせ実施
→3/ 8 問い合わせ受理通知
→4/10 進捗確認実施 → 進捗なし回答あり
今回、問い合わせ状況に特に進捗はありませんでした。
次回予告
次回は、第64号の組み立てをご紹介したいと思いますので、お楽しみに!