F-2戦闘機をつくる《第70号》組立編
AN/AAQ-33を組み立てる
皆さんこんにちは!がっちです。
第70号の今回は照準ポッド(スナイパーポッド)である「AN/AAQ-33」を組み立てて行きます。
AN/AAQ-33は、これまで作ってきたAAM-3やAAM-4などの誘導兵器に目標を指示したり、各種センサーで測量をしたりする装置です。そういった機能を知りながら作っていくと楽しさも増えますよね。
デアゴスティーニさんからのお知らせ
今回、第70号に付属される形で下の画像のようなお知らせが封入されていることにお気付きになりましたでしょうか?
なんと、スコードロンマークが違うだけの垂直尾翼2パターンを9,800円で別売りすると言うものでした。
確かに本商品と同一の機体番号13-8564は第6飛行隊に所属していた時期があるので、その商品化はわかるのですが、調べてみても第3飛行隊に所属していた記録が出てこないんですよね…。
せめて、その記録と一緒に紹介してくれれば食指も動くと言うものですが、商品の品質だけでなく、宣伝も凄く雑だなぁと言う印象です。
正味の話、思い入れのあるスコードロンマークで飾り続けたいと言う人の方が多数派だと思うので、選択式で使えるスコードロンマークの水転写デカールを付けてくれればそれで事足りたんじゃないのかなぁ…と強く思ってしまいます。
もちろん、スコードロンマークをとっかえひっかえして飾りたい人向けにこのオプションプランはあってもいいと思いますが、第6飛行隊もしくは第3飛行隊のスコードロンマークを固定で飾りたい人からも9,800円と言う決して安くはない価格をふんだくろうと言う姿勢がどうにも好きになれません。
そんなわけで私はスルーする予定です。
開封の儀
大きな垂直尾翼が目立ちますが、こちらは今回は取り置きパーツとなっています。
今回使用するツール
- ヤスリ
- ABS接着剤
- 瞬間接着剤
- スミ入れセット(塗料、エナメル溶剤、綿棒、ティッシュ)
今回は樹脂パーツのバリやゲート処理用のヤスリ、樹脂パーツの接着はABS接着剤、マグネットの接着に瞬間接着剤、スミ入れ用セットを使用します。
組み立てガイド
<公式組み立てサポート動画>
事前準備
お好みに応じてスミ入れを施し、樹脂パーツのゲート跡やバリを事前に処理しておきましょう。
1️⃣AN/AAQ-33を組み立てる
工程①~②
「70-10 ポッドパーツ7」と「70-9 ポッドパーツ6」をABS接着剤を使って貼り合わせ、その上面に同じくABS接着剤を使って「70-14 ポッドパーツ11」と「70-15 ポッドパーツ12」を貼り合わせます。
工程③
工程②で組み立てたパーツに、瞬間接着剤を使って「70-16 マグネット」の○印がパーツの穴の奥に向くようにはめ込んで接着します。
工程④~⑤
「70-5 ポッドパーツ2」にBPネジ2本と使って「70-8 ポッドパーツ5」を組み付け、ABS接着剤を使って「70-4 ポッドパーツ1」を貼り合わせます。
工程⑥
「70-6 ポッドパーツ3」と「70-7 ポッドパーツ4」をABS接着剤を使って貼り合わせます。
工程⑦
「70-11 ポッドパーツ8」にABS接着剤を使って「70-13 ポッドパーツ10」と「70-12 ポッドパーツ9」を貼り合わせます。
工程⑧~
工程⑤、工程⑥、工程⑦それぞれで組み立てたパーツをABS接着剤を使って張り合わせ、それを更に工程③で組み立てたパーツに張り合わせます。
完成!
そうして完成した第70号のパーツは、このような形になります。
造形は悪くないと思いますが、目立つ位置に合わせ目とパーティングラインが来ているのと、実物はサファイアガラスから内部のセンサーが見えているのに、本製品は黒一色のパーツで終わってしまっているのが凄く残念ですね。
不具合パーツ 問い合わせ進捗報告
- 第36号 「36-7 ポッドパーツ2」取り付け位置不良
- 第49号 「49-8 アンテナ」の向きが逆
→2/11 問い合わせ実施
→2/20 問い合わせ受理通知
→2/21 問い合わせの詳細内容について再確認
→2/22 確認に対し、画像付きで再説明
→4/10 進捗確認実施 → 進捗なし回答あり
- 第55号 300ガロン増槽の取り付け位置不良
→3/ 5 問い合わせ実施
→3/ 8 問い合わせ受理通知
→4/10 進捗確認実施 → 進捗なし回答あり
今回、問い合わせ状況に特に進捗はありませんでした。
次回予告
次回は、第71号の組み立てをご紹介したいと思いますので、お楽しみに!