Gacchi’s WORKSHOP

Let's create some fun.

F-2戦闘機をつくる《第36号》組立編

センサー実装!

 皆さんこんにちは!がっちです。

 これまでの間はしばらく機体下部の組み立てが続いていましたが、今回は唐突に「J/AAQ-2を組み立てる」と称して、FLIR(前方赤外線監視)センサーの一つであるJ/AAQ-2を組み立てる工程となります。

 久しぶりの樹脂パーツ同士の組み立てなので、ちょっとした気分転換になりそうですね。

開封の儀

第36号の冊子と付属パーツ

 前述の通り、今号は樹脂パーツを中心に、J/AAQ-2をF-2本体に接続するためのマグネットが付属されています。

 下処理とスミ入れの工程を考えると、(価格に見合うかはともかくとして)丁度よい作業量になりそうです。

今回使用するツール

  • ABS接着剤
  • 瞬間接着剤
  • ヤスリ
  • スミ入れセット(塗料、エナメル溶剤、綿棒、ティッシュ

 今回は樹脂パーツの接着に使用するABS接着剤と、マグネットの接着に使用する瞬間接着剤、同じく樹脂パーツのバリ・ゲート処理の為のヤスリ、スミ入れ用のセットを使用します。

組み立てガイド

<公式組み立てサポート動画>

 

事前準備

 今号は樹脂パーツの組み立てがありますので、久しぶりにゲート跡やバリを事前に処理し、お好みに応じて前もってスミ入れをしてしまいましょう。

1⃣J/AAQ-2を組み立てる

工程①

 ABS接着剤を用いて「36-1 ポッドボディ1」と「36-2 ポッドボディ2」を接着します。

⚠ Attention
 組み立てガイドには「36-2」の突起(ダボ)にのみ接着剤を少量塗布する旨の記載がありますが、それだけだとパーツ同士に隙間が出来る可能性があります。パーツ同士を合わせた時に、はみ出さない程度のごく少量のABS接着剤を縁の内側に塗布して接着すると隙間が出来るのを防げるかと思います。
工程②~③

 ABS接着剤を用いて「36-5 カメラパーツ1」と「36-6 カメラパーツ2」を接着し、くぼみ部分に「36-8 カメラパーツ3」を接着ます。

⚠ Attention
 この後、ボディパーツとカメラパーツ同士を更に接着する手順になっていますので、それぞれのパーツをしっかりと乾燥(硬化)させてから次の工程に進むと失敗は少ないと思います。(24時間程度を見ると良いでしょう)
工程④

 ABS接着剤を用いて工程①で組み立てたボディパーツに工程③で組み立てたカメラパーツを接着します。D型の突起と穴とで形を併せて差し込んで接着しましょう。

工程⑤~⑧

 ABS接着剤を用いて工程④で組み立てたパーツに「36-3 ポッドパイロン」を接着し、パイロン側の穴2箇所に「36-9 マグネット」2つを瞬間接着剤で接着します。(マグネットの極性(表裏の向き)は関係ないとのことです)

 そこへABS接着剤を用いて「36-4 ポッドパーツ1」と「36-7 ポッドパーツ2」を接着します。

完成!

 そうして完成した第35号のパーツは、このような形になります。

ぱっと見た感じはミサイルのように見えますね。

 J/AAQ-2の外観は、センサーと言うよりミサイルなどの兵装に見えますね。

次回予告

 次回は、第37号の組み立てをご紹介したいと思いますので、お楽しみに!