F-2戦闘機をつくる《第40号》組立編
機体下部を組み立てる⑯
皆さんこんにちは!がっちです。
機体下部の組み立て第16回となる今回は、後方左側のランディングギア機構を組み立てます。第31号で組み立てた前方のランディング機構同様に細かく長い工程になりますので、慎重に組み立てて行きましょう!
開封の儀
樹脂製パーツに加え、ビスやピンなど細かいパーツが盛り沢山です。紛失しないよう注意しながら作業を進めて行きましょう。
今回使用するツール
樹脂パーツをランナーから切り離す為のニッパー、ビス止めの用のドライバー、樹脂パーツのバリ・ゲート処理の為のヤスリ、シール貼りやパーツ保持用のピンセット、パーツの接着に瞬間接着剤とABS接着剤、ギア用のグリス、スミ入れ用のコピックモデラーを使用します。
組み立て
<公式組み立てサポート動画>
事前準備
樹脂パーツのバリやゲート跡にヤスリがけをし、各ギア(歯車)の噛み合わせ部分にグリスを塗布しておきます。
またお好みに応じてになりますが…
白い樹脂パーツにはコピックモデラー 0.02 ウォームグレーで墨入れをすると、よりリアルになるでしょう。
サスペンション(ダンパー)のシルバー塗装がチープなので、ハセガワ社の「ミラーフィニッシュ」を適当な大きさに切り出して貼り付けると、より見栄えが良くなります。
1⃣ランディングギア(左)を組み立てる
工程①~④
ランナーから切り出した「40-11a ランディングギアパーツL12」に「40-4 ランディングギアパーツL4」と「40-5 ランディングギアパーツL5」をはめ込み、同じくランナーから切り出した「40-11b ランディングギアパーツL13」で挟み込んだ後、「CPネジ」を締めて固定します。
この時、組み立てガイドを参考にして「40-4 ランディングギアパーツL4」を下の写真のような向きになるよう注意して取り付けます。
工程⑤
「40-2 ランディングギアパーツL2」に「40-3 ランディングギアパーツL3」をはめ込み…と言うより可動部で固定されないので「置いてる」だけの状態になります。誤って接着してしまわないよう注意しましょう。
工程⑥~⑧
組み立てガイドを参考にしながら、「40-8 ランディングギアパーツL9」に「40-7a ランディングギアパーツL7」を向きに注意しながらはめ込み、ヒンジ部の穴に「40-9 ピン1」を差し込みます。
その後、工程④で組み立てたパーツの突起に「40-7a ランディングギアパーツL7」の穴を差し込みます。
工程⑨~⑪
組み立てガイドを参考にしながら、工程⑧で組み立てたパーツに「40-13 ランディングギアパーツL14」をはめ込み、同様に下部の突起には「40-6 ランディングギアパーツL6」を差し込みます。
その後、それぞれの穴の位置が合うように位置を調整し、「40-14 ピン2」を差し込みます。
工程⑫~⑬
反対側の円筒部に「40-12 ギア」の突起にある切り欠きが、工程⑪までに組み立てたパーツの軸を垂直にしたときに水平になるように取り付け、「40-15 ピン3」を穴に差し込みます。
工程⑭~⑯
組み立てガイドを参考にしながら、工程⑤で組み立てたパーツに工程⑬で組み立てたパーツを組み付け、BPネジ3本を使って「40-1 ランディングギアパーツL1」で挟み込みます。
工程⑰~⑱
組み立てガイドを参考にしながら、工程⑯で組み立てたパーツにランナーから切り離した「40-7b ランディングギアパーツL8」を取り付け、「DPネジ」を締めて固定します。
この時、以下の第40号の補足資料にも書かれている通り、DPネジを締めすぎないように注意しましょう。
工程⑲~㉑
工程⑱で組み立てたパーツを「BPネジ」2本、「EMネジ」1本を使って第37号で組み立てたパーツに組みけます。
工程㉒~㉓
組み立てガイドでは工程㉑で組み立てパーツのアーム部先端のピンに「40-10a ランディングギアパーツL10」を通してから、ABS接着剤を用いてランディングギアボックスの穴に接着します。
工程㉔
工程㉓で組み立てたパーツのピン先端に、瞬間接着剤を用いてランナーから切り離した「40-10b ランディングギアパーツL11」を接着します。
完成!
そうして完成した第40号のパーツがこちらです。
前方ランディングギアとは似て異なる機構になっており、左右揃って電動で動くところを早く見てみたくなりますね。
次回予告
次回は、第41号の組み立てをご紹介したい…のですが、またしてもやられました。
第41号のパーツが3種も付属漏れがあり、デアゴスティーニさんへ請求していますので、またしばらくお時間を頂くことになるかと思います。
ちょっと酷すぎる品質管理ですね。改めて頂きたいです。