F-2戦闘機をつくる《第6号》組立編 -前編-
早速訪れた鬼門の第6号
皆さんこんにちは!がっちです。
随分とご無沙汰してしましました。Twitterの方ではご報告させて頂いていたのですが、とうとうこの第6号の組み立てにおいてパーツ紛失をやらかしてしました。
その結果、代替品の手配に時間を要してしまい、長期間ブログをお休みさせて頂くことになった次第です。
パーツが届くまでの間、出来ることを進めておけばよかったのですが…「いつかはやらかすだろう」と覚悟はしていたものの、「こんな序盤で」と言う予想外のタイミングであったことも相まって、結構な精神的ダメージを受けてしまったが故の結果です。
…と、言い訳をいつまでしていても始まりませんね!気を取り直して元気にやっていきましょう!
今回はそのしくじりも含めてご説明させて頂くのに加え、第6号は工程量が相当にあることから前・後編の2本立てで組み立てをご説明させて頂きたいと思います。
それでは次のページ!(「しくじり先生」より)
開封の儀
もはや定番となった薄めの簡易包装ですね。
パッケージ写真は第2号の使いまわしと同じなので、4種の写真をローテーションで使っていくようですね。
「コクピット周辺を完成させる」と題打った今号のパーツは、成形物を中心にそれほど多くないので、この時点では「サクッと終わりそうだ」と思っていたのでした。
もちろん、この時点ではその後にあの悲劇に見舞われることは夢想だにしていなかったのです。
今回使用するツール
- ドライバー
- ヤスリ
- ニッパー
- アルミホイル
- 瞬間接着剤
- 万能接着剤
- ミニ四駆 Fグリス
- 筆(爪楊枝でも代用可)
組み立てガイドに記載されていない道具がいくつかありますが、それぞれは使用する工程でご説明させて頂きますね。
今回、ここではニッパーについてクローズアップします。
私がお勧めするのは、その界隈ではかなり有名なアルティメットニッパーです。薄い片刃のニッパーで、ありえないくらい綺麗な切り口でゲート処理の手間が随分軽減されるので、お財布に余裕のある方はご検討されてはいかがでしょうか。
(あまりの人気に品薄気味&高値になりがちですが、根気よくチェックしていると結構な頻度で入荷しているようです)
また、アルティメットニッパーは決して安くはない道具なので、少しでも長持ちさせるためにニッパー専用のメンテナンス油を使って大事に使用されることをお勧めします。
組み立て(前編)
<公式組み立てガイド>
事前準備
まずはいつものように、組み立て前の事前準備です。
パーツの過不足、特に今回はランナーについた成形物(プラパーツ)が多いので、切り離した後のゲート処理やバリ取りはしっかり行っておきましょう。
特にコントロールスティック1・2は差し込み穴がD形になっているにも関わらず、スティックの差し込み棒の成形が甘く差し込みにくくなっているので、ヤスリで綺麗なD形になるよう調整しておくと良いでしょう。
また今号は電装部品についてもモーターとLEDがありますので、工程1⃣に書かれている通り、動作テストも忘れずに行いましょう。
工程2⃣-①~③
第4号までに組み上げた機体パーツに「6-4 コントロールスティック1」を、第5号で組み立てたコクピットブロックに「6-5 コントロールスティック2」を接着するのですが、コントロールスティック1と2の形状は非常に似ているので注意が必要です。
さて、ここでの接着ですが、組み立てガイドにもあるように「万能接着剤(私の場合は、「セメダイン ハイグレード模型用)」を用いて接着しようとしたところ、コントロールスティック1・2両方とも乾燥後に簡単に取れてしまう結果となりました。
おそらく「セメダイン ハイグレード模型用」の特性として、力が加わりやすい棒状の形状であることに対して接着面が狭すぎて接着力が足りていないのだと思われます。
なので、桁外れの接着力を発揮する「アロンアルフア プロ用耐衝撃」に変えて接着してみたところ、予想通り強固に接着出来、白化も特に見られませんでした。
続いて、コクピットブロックを機体パーツに取り付けます。
機体パーツをひっくり返して、同じくひっくり返したコクピットブロックをビス止めするのですが…ここで事件が起きることになります。
まさかのパーツ紛失
ひっくり返し直してモニター画面の点灯テストをしてみたら、左下のモニター3が画像パーツもクリアーパーツもすっからかんになっていることに気付きました。
この瞬間、一気に血の気が引くことになります。
「こんな小さなパーツを見失ってしまった…恐らく見つかることはないのでは…」と。部屋の隅々まで探しましたが案の定発見することは出来ず、パーツ請求するしかないと言う判断に至るのでした。
パーツ請求
こうして即日デアゴスティーニさんにパーツ請求の問い合わせを行い、手元にパーツが届くまでの間、「F-2戦闘機をつくる」を購読されておられる他の方のSNS情報や動画などを見ながら悶々として過ごす日々が始まるのでした。
次回予告
今回は長くなりそうなので、一旦ここで区切らせて頂き、残りは「後編」としてお届け致しますので、どうかお楽しみに!