F-2戦闘機をつくる《第12号》組立編
フラップアップ!
皆さんこんにちは!がっちです。
左主翼の組み立ての4回目となる今回は、左主翼に取り付けるフラップ*1を組み立てる工程となります。外見的には「主翼のオマケ」であるかのように前縁にひっそりと付いている部位ですが、離着陸時にはなくてはならない重要なものですので、心して組んで行きましょう!
開封の儀
おなじみとなったパッケージ写真の一つですが、今まさにランディングギアが収納されようとしている瞬間と、増槽と対艦ミサイルを搭載して情報量が多くなっているこの写真が一番好きです。
そして今号のパーツは…なんと驚くなかれ、樹脂パーツがたったの3つしか付属していません。それでもお値段据え置きの1,790円と言うのはちょっと腑に落ちない部分もありますよね。(参考までに1,790円をガンプラに換算するとAmazon価格でHGUCガンダムが2個買える価格ですね)
今回使用するツール
- ABS接着剤
- ニッパー
- ヤスリ
- スミ入れセット(塗料、エナメル溶剤、綿棒、ティッシュ)
今回は3つの樹脂パーツを組み立てるだけなので、基本的な道具とABS接着の使用のみになります。
加えて、今回もモールド*2が彫られた樹脂パーツがあるので、同時にスミ入れをしてしまいます。
組み立て
<公式組み立てガイド>
事前準備
今回組み立てに使用する3パーツとも樹脂パーツで、「12-1 前縁フラップ上面」と「12-2 前縁フラップ下面」のバリやゲート後はヤスリで処理しておきます。
「12-3 アンテナ」パーツをランナーから切り離してから確認すると、若干パーティングラインが気になるところですが、青いプラパーツに黒色が塗装されているものなので、パーティングラインを削ると下地が見えてしまいます。パーティングラインを削るのであれば、再塗装する覚悟をしておきましょう。
1⃣前縁フラップを組み立てる
工程①
ABS接着剤を使って「12-1 前縁フラップ上面」と「12-2 前縁フラップ下面」を接着します。その際、ABS接着剤は組み立てガイドにも書かれているようにダボ穴の部分に塗布すると良いでしょう。
工程②
「12-3 アンテナ」をランナーからニッパーで切り離し、ゲート跡を軽く処理してフラップパーツに接着します。(ゲート跡は見えなくなる部分なので、ガッツリ整えなくとも大丈夫です)
アンテナパーツの軸にABS接着剤を塗布し接着します。アンテナの軸とそれを差し込むフラップの穴はD文字の形をしているので、平面が合うように差し込みます。
完成!
第12号の工程が完了すると、このような形になります。
2回接着するだけなので、スミ入れの工程を除いた作業時間は正味5分程度と言ったところでしょうか。むしろ今回はスミ入れがメインだと言っても過言ではありませんね。
流石に物足りなすぎて消化不良です。
次回予告
次回は、第12号の冊子の内容をご紹介したいと思います。
残すところ1号分の工程を進めれば手元に溜まった分は全て消化したことになります。ようやく購読されている皆さんに追いつけることが出来ます!