F-2戦闘機をつくる《第18号》組立編
右主翼フラップの組み立て
皆さんこんにちは!がっちです。
右主翼の組み立ての4回目となる今回は、第12号同様にフラップを組み立てる工程となります。左主翼でもそうであったように、今回の工程はかなり軽いものになるかと思いますが、手を抜かずに丁寧に組み立てて行きましょう!
開封の儀
今回は樹脂パーツのみの構成になります。
今回使用するツール
- ABS接着剤
- ニッパー
- ヤスリ
- スミ入れセット(塗料、エナメル溶剤、綿棒、ティッシュ)
今回は第12号同様に3つの樹脂パーツを組み立てるだけなので、基本的な道具とABS接着剤に加え、スミ入れセットを用いてスミ入れを済ませてしまいます。
組み立て
<公式組み立てガイド>
事前準備
今回組み立てに使用するのは全て樹脂パーツですので、それぞれバリやゲート跡、パーティングラインをヤスリで処理しておきましょう。
「18-3 アンテナ」パーツについては、第12号で組み立てた左主翼の同パーツ「12-3 アンテナ」は青いプラパーツに黒色が塗装されているものでしたが、右主翼のそれは黒いプラパーツで成形されています。
何故こんなチグハグなことが起きているのかさっぱり理解に苦しみますが、そのお陰で第12号(左主翼)で出来なかったパーティングラインを削ることは可能になりました。但し、第12号(左主翼)でその工程を割愛した場合は左右のバランスを取るために敢えて今号でも同様に割愛するのもアリかと思います。
当該パーツを取り付ける先の「18-1 前縁フラップ上面」のダボ穴はD形(上辺だけが直線の円形穴)なのに対し…
「18-3 アンテナ」のダボ軸は単なる円状になってしまっていて、「18-1 前縁フラップ上面」のD形のダボ穴に差し込むことが出来ません。
この状況を打開する為には、「18-3 アンテナ」のダボ軸上面を削って平らにしてやる必要があります。(もしくは待たされるのを覚悟の上でデアゴスティーニさんに正常パーツを請求する手もあります)
ダボ穴と見比べながら少しずつ削って調整してみましょう。
1⃣前縁フラップを組み立てる
工程①
ABS接着剤を使って「18-1 前縁フラップ上面」と「12-2 前縁フラップ下面」を接着します。その際、ABS接着剤は組み立てガイドにも書かれているようにダボ穴の部分に塗布すると良いでしょう。
工程②
アンテナパーツの軸にABS接着剤を塗布し接着します。先程調整したアンテナの軸とそれを差し込むダボ穴のD形を合わせるように差し込みます。
工程①と工程②の接着剤が固まるまでは、マスキングテープなどで固定して位置がズレないようにすると良いでしょう。
完成!
工程②の後、スミ入れを施して第18号の工程は完了です。
第12号同様に今号も物足りない工程になるかと思っていましたが、思わぬ不具合で図らずも丁度よい手間になったのではないかと思います。
次回予告
次回は、第18号の冊子の内容をご紹介したいと思います。
どうぞお楽しみに!