F-2戦闘機をつくる《第24号》組立編
今回のメインはスミ入れです。
皆さんこんにちは!がっちです。
前号までの機首の組み立てから、今号からは機体下部の組み立てに移行します。
とは言ったものの、機体下部の組み立ての初回にして大型の樹脂パーツが1つだけの付属となり、いきなり出鼻を挫かれた感じにありましたが、今回も張り切って組み立てて行きましょう!
(組立工程はかなり簡素なものになり、スミ入れ工程がメインになりそうなので、多分凄く地味な解説になると思います)
開封の儀
冒頭でも触れたように大型のパーツが1つだけ付属しています。
細かいマーキングまでしっかり施されているところは好感触ですね。
今回使用するツール
- ABS接着剤
- ヤスリ
- スミ入れセット(塗料、エナメル溶剤、綿棒、ティッシュ)
今回は前号(第23号)で取り置きとなった3つのパーツを今号に付属のパーツへ接着していく工程になりますのでABS接着剤と、一部のパーツのバリ・ゲート処理の為のヤスリ、それから今回一番手間が掛かるスミ入れ用のセットを使用します。
組み立て
<組み立てガイド>
事前準備
今回使用するパーツは全て樹脂製なので、いつも通りにバリ・ゲート処理の為にヤスリがけをしてしまいたいところなのですが…第23号からの取り置きパーツである「23-6 機体パーツ1」*1について、ガッツリとパーティングラインが入っていて、一見青い樹脂に白い塗装が施されているように見えますが、実は白い樹脂パーツに青い塗装が施されていて、ヤスリがけをすると青い塗装が剥がれて白い下地(樹脂)が出てきてしまいます。
(なんで、こんなことになっているのでしょう…)
なので、パーティングラインを消すことを諦めるか、ヤスリがけで消した後にプラカラーでレタッチするかのどちらかになります。
レタッチする場合はクレオスの「C374 シャロウオーシャンブルー」を使用すると良いでしょう。
「24-1 機体下部」パーツに対しては、いつも通りブラックでスミ入れを行いますが、今回のこのパーツ、いつもよりつや消し具合が強いな…と予感がしましたが、やはり、はみ出したスミ入れ塗料がキレイに拭ききれませんでした。
ちょっと気になるところではありますが、これはこれで「味がある」と割り切ることにします。
1⃣機体下部を組み立てる
工程①~③
「24-1 機体下部」に第23号から取り置きしていた「23-6 機体パーツ1」~「23-8 機体パーツ3」をABS接着剤を用いて接着します。
パーツによっては調整が必要になるようですので、接着剤を付ける前にピッタリ嵌まるかどうか、一度確認しておくと良いでしょう。
完成!
第24号の工程が完了すると、このような形になります。
シリーズ通して言えることですが、質感や色合い、ツヤの統一感のブレが大きいのが気になりますよね。
レドームは軽い樹脂パーツにすべきだったのに対し、逆にこの機体下部パーツは上側の荷重が加わることから強度が求められる部位でもあるのでメタルパーツの方が良かったと思うんですが、どう言う基準で材質を決めているのか理解に苦しむところです。
次回予告
次回は、第25号の組み立てをご紹介したいと思いますので、お楽しみに!
*1:全体が青いパーツで、インテーク(?)部が白くなっているパーツ。