F-2戦闘機をつくる《第55号》組立編
増槽を組み立てる①
皆さんこんにちは!がっちです。
今回はまたも機体下部の組み立てを一時中断して、300ガロンの増槽を組み立てる工程に入ります。
本体が組み上がらないことにはオプション品を付けることが出来ないので、一気に機体下部を完成させて欲しいところですが、気分転換のつもりで作って行きましょう!
開封の儀
今回は曲面が多い樹脂パーツを中心とした構成となっています。
今回使用するツール
- ヤスリ
- ドライバー
- ABS接着剤
- 瞬間接着剤
- スミ入れセット(塗料、エナメル溶剤、綿棒、ティッシュ)
今回はバリやゲート処理用のヤスリ、ネジ締め用のドライバー、樹脂パーツ同士の接着にABS接着剤を使用し、お好みでスミ入れセットを使用してのスミ入れを行います。
組み立てガイド
<公式組み立てサポート動画>
事前準備
今号は樹脂パーツの組み立てがありますので、ゲート跡やバリを事前に処理し、お好みに応じてスミ入れをしておきましょう。
1⃣300ガロン増槽を組み立てる
工程①
「55-3 パイロン」上面の穴2箇所に瞬間接着剤を塗布し、「55-9 マグネット小」に付けられた丸いマークが隠れるように接着します。
(と言うシンプルな文言を、注意枠を2つも使って伝わりにくい日本語で説明している本誌は、もう少し推敲力を高めるべきだと思うわけです)
工程②~③
工程①で組み立てたパーツにABS接着剤を使って、「55-7 タンク固定具」4つを接着します。
工程④~⑤
工程③で組み立てたパーツにGPネジ3つを使って、「55-2 タンク2」を組み付けます。
工程⑥
工程⑤で組み立てたパーツにABS接着剤を使って、「55-1 タンク1」を接着します。
工程⑦~⑨
工程⑥で組み立てたパーツにABS接着剤を使って、「55-6 タンク先端部」、「55-4 タンク尾部」、「55-5 タンクパーツ」を接着します。
工程⑩
第45号で組み立てた機体下部パーツの穴2箇所に瞬間接着剤を塗布し、「55-8 マグネット大」に付けられた丸いマークが見えるように接着します。
完成!
そうして完成した第55号のパーツは、このような形になります。
まさかのこの高額商品で、思いっきりパーツの併せ目が目立つモナカ割り(パーツの併せ目がモナカのようにど真ん中に来る構成)です。
モールドに合せる形で輪切りの分割も出来たと思うのですが…。
それと、取り付け位置が前寄り過ぎてランディングギアのカバーが干渉して開かない状態なのですが、こんなポンコツな設計で良いのでしょうかね…。また問い合わせ案件が増えてしまいました。
不具合パーツ 問い合わせ進捗報告
そんなわけで、今号の増槽取り付け位置不良も併せて問い合わせの進捗を毎回記載することにしました。
- 第36号 「36-7 ポッドパーツ2」取り付け位置不良
- 第49号 「49-8 アンテナ」の向きが逆
→2/11 問い合わせ実施
→2/20 問い合わせ受理通知
→2/21 問い合わせの詳細内容について再確認
→2/22 確認に対し、画像付きで再説明
- 第55号 300ガロン増槽の取り付け位置不良
→3/ 5 問い合わせ実施
上記の実績から推察するに、受理するまでに9日、受理して関係部署に通達してから詳細内容について再確認がすぐ来るところからすると、受理に時間が掛かり過ぎているのがよくわかります。
対応に時間が掛かるのは単純に件数が多いことだけに起因しているのではなく、問い合わせ対応のスキームに問題がありそうですね。
次回予告
次回は、第56号の組み立てをご紹介したいと思いますので、お楽しみに!