Gacchi’s WORKSHOP

Let's create some fun.

F-2戦闘機をつくる《第9号》組立編

新章突入!

 皆さんこんにちは!がっちです。

 これまではコクピットブロックの組み立てを行って来ましたが、今号から左主翼の工程に入ります。全く別のブロックの組み立てになるので、気分は連続ドラマで新章に突入したかのような気分です。

 特にコクピットブロックではパイロットシートやモニター画面など細かい部品が多かったり、電装品の配線やキャノピー部品など扱いがデリケートな工程もありましたので神経を使う場面が多かったですが、主翼ともなると思い切って楽しんで作れる予感がしますね!

 それでは早速、張り切って作って行きましょう!

開封の儀

 パッケージの薄さは前号が限界かと思いましたが…今号で更に記録更新しました。1ヶ月分が纏めて届く超簡易包装になるまでに、どこまで薄くなるのか段々楽しみになってきましたよ!(笑)

逆にここまで少量だと梱包費用が無駄に思えてきますね。

 梱包を解くと、今号は本当に主翼パーツが1つと、磁石が大小合わせて5つ。これが本当に1780円分の価値があるのか考えては行けません。

部品自体が薄いので、パッケージが薄くなるのも分からなくもないですが…。

 組み立てガイド通りに作ったら、おそらく5分掛からずに終わるのではないか?と思えるパーツ量ですね。

今回使用するツール

  • ヤスリ
  • 瞬間接着剤
  • 墨入れ塗料
  • 綿棒
  • エナメル溶剤

 今回は単純に主翼パーツに磁石を仕込む工程だけなので、使用するツールも至極シンプルですが、あまりにもやることがなく、特に支障がないので墨入れも同時にしていまいます。

組み立て

<公式組み立てガイド>

事前準備

 まずは樹脂成形品の「9-1 左主翼裏側」パーツにゲート跡やバリなどがないかチェックし、目立つようならヤスリで処理してしまいましょう。(私のものには、かなり大きなバリがありました。必ずチェックして処理しましょう)

 また前述したように、今回は墨入れを同時に行ってしまいます。

 細かいやり方は番外編7を参照して下さい。

墨入れを行った主翼パーツ。締まりが出て良い感じですね。

1⃣左主翼を組み立てる

工程①~②

 今号は至ってシンプルなこの工程が全てですが、いくつか注意すべき点があります。

 

磁石には大小のサイズがあるので、取り付け場所に注意すること。

 大きい磁石を小さい穴に取り付けることは出ませんが、小さい磁石を大きい穴に取り付けることは(スカスカになりますが)可能です。そこで次にする接着工程で強力な接着剤を使うと取り返しがつかなくなってしまいますので、必ず確認しながら(もしくは大きい磁石を先に)取り付けましょう。

 

磁石は必ず接着すること。

 後の号でステンレスのフレームを付けることになりますが、ここで接着していないとそのフレームに磁石がくっついてしまい、イラっとすることになるかと思いますので、この工程で必ず接着してしまいましょう。

 ここで使用しているネオジム磁石の磁力はかなり強力なので、アロンアルファ プロ用耐衝撃かエポキシ接着剤を使用すると良いかと思います。

 

ピンセットは使わない…もしくはソフトチップや樹脂製のピンセットを使うこと。

 組み立てガイドには磁石の取り付けにピンセットを使うと良いと言うような寝ぼけたことが書いてありますが、賢明な方ならそれがどのような結果を招くかおわかりですよね。

 接着剤のついた磁石がピンセットに付いて帰ってきてしまい、それを剥がすために指は接着剤塗れになり、指からパーツにも接着剤が付いて汚れることになります。

 くれぐれもお気を付け下さい。

完成!

 注意すべきポイントさえ押さえてしまえば作業は簡単ですし、工程も少ないのでさっくりと完成させられるかと思います。

 磁石を付けた後の左主翼裏側パーツの裏側(話がややこしいですね)はこんな感じになるかと思います。

主翼裏側パーツの裏側です。

 特筆すべきことがないくらい、皆さんと全く同じ状態になっているかと思います。

 作業が少なすぎて拍子抜けしてしまいました。

次回予告

 次回は、第9号の冊子の内容をご紹介したいと思います。

 次号の組み立てはもう少し手応えがあると嬉しいですね。