Gacchi’s WORKSHOP

Let's create some fun.

F-2戦闘機をつくる《番外編1》冊子の取り外し方&マガジンケース

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冊子の外し方がどこにも書いてない!

 皆さんこんにちは!がっちです。

 デアゴスティーニさんやアシェットさんのパートワークマガジンを購入すると、必ず付いて回る問題…それは「冊子の取り外し方」。
 よく観察すれば想像がつかなくもないのですが、冊子内にそれが記載されているわけではないですし、解説書が同梱されているされているわけでもないので、自己流の外し方が果たして正しいものなのか?と不安を覚えることはないですか?

 私は毎回不安になります。

 今回この記事を書くにあたり、改めて先駆者の方々はどうされているのかが気になって色々調べて見た結果、皆さん大体同じような外し方をされているようでしたので、安心してその手法をマガジンケースの話題とともにご紹介したいと思います。

今回使用するツール

  • マイナスドライバー(なるべく細め)
  • ラジオペンチ

 今回使う工具はそれほど精度が求められるものではないので、お手元にない場合は百均などで安価なものをお買い求めになられても問題ないかと思います。

ホチキス位置の確認

 外箱の方を確認すると、冊子とはホチキスで留まっていることが解るのと同時に、冊子の内側では4つのホチキスが留まっていることが確認出来ますね。

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冊子の内側には4つのホチキス止めが。

 外箱と冊子内側のホチキスの位置関係を確認すると、外側(赤の囲い)のホチキスが外箱と冊子を留めているものであることが分かるかと思います。

 青の囲いのホチキスは冊子を綴じているもので、これを外してしまうと冊子がバラバラになってしまうので、くれぐれも間違って外してしまわないようにご注意下さい。

ホチキスの外し方

 外すべきホチキスがわかったら、あとはサクっと外してしまうだけです。

 ホチキスの芯は尖っていて危険ですので、取り外す工程はもちろん、外したホチキスの芯の取り扱いも十分にご注意下さいね。

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ホチキスの芯の先を起こしてやります

 まずは外側のホチキスの芯の下に、細めのマイナスドライバーの差し込んで起こしてやります。これは次の工程でラジオペンチで掴みやすくする為です。

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ラジオペンチでホチキスの芯を垂直に起こしてやります

 更にホチキスの芯を抜きやすくする為、ラジオペンチを使って紙面(折り目)に対して垂直になるように起こしてやります。

 この時、ホチキスの芯が変に曲がって波打ってしまったり、垂直でなかったりすると穴を広げてしまうことになり、冊子の見栄えが悪くなってしまう可能性があるのでお気をつけ下さい。

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外側からマイナスドライバーでホチキスの芯の下に隙間を作ります

 ホチキスの芯の先端を起こすことが出来たら、今度は箱の外側からホチキスの芯の背中(?)の下にマイナスドライバーの先端を差し込み、少し引き出して隙間を作ってやります。

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隙間にラジオペンチを差し込んで、ホチキスの芯を抜き去ります

 出来た隙間にラジオペンチを差し込んで、慎重にホチキスの芯を抜き去ります。前の工程でホチキスの芯の先端をしっかり垂直に起こせていれば、思ったよりすんなりホチキスの芯が抜けてくれるはずです。

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無事に取り外せました!

 はい、無事キレイに取り外せましたね!

広告の外し方

 冊子が外せたら、今度はその中程に付いてる定期購読などの広告を外したくなりますね。こちらも、「冊子をバラさず(内側のホチキスを開かずに外すことが出来るの?」と思われがちのようですが、ちゃんと回避策がありました。

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よく見ると、ミシン目が…

 冊子を閉じているホチキスの芯周辺の折り目をよく見てみるとミシン目が入っていて、そこで裂けるようになっていたのでした。

 ミシン目の片側を指で押さえて、反対からちょっと力を入れて広告ページのみを引っ張ってあげるだけで写真のように裂けてホチキス綴じから外してやることが出来るのです。

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広告もキレイに外せました!

 どうです? 広告もこの通り、キレイに外せたでしょう?

外した冊子はどうする?

 さて、冊子を取り外せて中身の記事をじっくり堪能し、組み立ても無事に完了したのなら今度は冊子の保管を考えなければなりません。(読み終わった冊子はさっさと処分!と言うドライな方は読み飛ばして下さいね)

 そこで、デアゴスティーニさんからはこんなものが…

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セットでこんな感じに…

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 って…あれれ? …ケース? …いつものバインダーではなく? いつの間にか、お馴染みのあのバインダー*1からファイルボックス形式のケースに変更になったんですね。

 従来のバインダーは20冊収納出来て1230円*2だったのと比べると、収納量が1.5倍以上になったとは言え、単純な箱型ケースにしては割高感が否めませんよね。

 単にA4サイズのファイルボックスであれば良いのならば、専用のものに拘らなくとも良質で安価なケースがあるのではないかと思い、色々リサーチして私がチョイスしたのは…

 ※サイズはノーマルとワイド、カラーはホワイトとクリアーがあります。

 こちらのワイド・クリアーです。

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創刊号とDVDを収めるとこんな感じです

 背景が白なのでちょっと見づらいですが、冊子収めた時のサイズ感はこんな感じです。前後に結構な余裕があるので、DVDを横向きに収めることも出来てしまいます。

 材質も厚めの樹脂製で丈夫そうなので、耐久性には問題はなさそうです。

 創刊号の厚みが2.5mmくらいあり、ワイドサイズのケースの内幅が14.5cmなので、単純計算でも冊子50冊分以上は入りそうな目算です。なので、ワイドケースを2つも買っておけば事足りそうですね。

次回予告

 次回も番外編として、安価な創刊号だからこそ試せる小技の検証をご紹介したいと思います。お楽しみに!

 

 

 

*1:あのバインダー:パートワークマガジンの購読経験のある方はお分かりになるかも知れない、あの高くて使いにくいバインダーのことです。

*2:参考:「週間アイアンマンをつくる」のバインダー価格。キャンペーン特価は半額の635円でした。