Gacchi’s WORKSHOP

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F-2戦闘機をつくる《番外編10》第24号の工程修正について

よもやの修正工程

 皆さんこんにちは!がっちです。

 3月分の配送に事前告知が同梱されていましたが、4月分のパーツ郡に追加される形で第24号で取り付けた「24-1 期待下部」周りのパーツを再作成する旨の詳細説明書が付属されていました。(書店で店頭購入している場合には、第58号あたりで事前告知が、第60号に詳細説明が同梱されていたのでしょうか?)

「なぜ今になって?」と思いたくなるタイミングでの告知です。

設計そのものに問題があったのではないのか?

 事前告知を参照すると、今回修正する工程は第23号~第24号で配布された機体下部周りについて、以下のような説明がありました。

目を疑う内容

第24号の組み立てについてのお詫びと訂正

9ページ ステップ3について

「はめこみが緩い場合は、23-8の基部にABS接着剤を少量塗布してからはめ込みましょう」とご案内していましたが、「23-8 機体パーツ3」は完成後「21-1 レドーム」の開閉を行なう際に脱着する仕様のため、接着は行わないで下さい。

 ふむふむ…要約すると、「アンテナを一度外さないと、レドームが開閉出来ないので接着しないでね」、と。

 

 …は????

 

 おっと、取り乱しました。

 デアゴスティーニさんは一番楽な「接着しないでね」で済ませてますけど、

  • 設計時や試作時に気づけた不具合なのではないか?
  • 気付いた段階でレドームをダイキャスト製から樹脂製に変え、引き出し式のヒンジにすることで回避出来たのではないか?
  • 一切触れられていないが、外したアンテナを紛失するリスクに対してどう考えているのか?

 上記のことがとても気になってしまいます。どう見ても泣き寝入り狙いで誠意の欠片も感じられません。

 とは言え、形式的には「対応はした」と言うことになり、これ以上のことは望めそうにないので、前向きに進んでいきましょう。

開封の儀

 修正用のパーツ郡は以下のような構成になっています。

  1. 23-6 機体パーツ1
  2. 23-7 機体パーツ2
  3. 23-8 機体パーツ3
  4. 24-1 機体下部

修正用のパーツ群

今回使用するツール

  • ヤスリ
  • ドライバー
  • ABS接着剤
  • スミ入れセット(塗料、エナメル溶剤、綿棒、ティッシュ

 今回はバリやゲート処理用のヤスリ、ネジ締め用のドライバー、樹脂パーツ同士の接着にABS接着剤を使用し、お好みでスミ入れセットを使用してのスミ入れを行います。

組み立てガイド

事前準備

 今号は樹脂パーツの組み立てがありますので、ゲート跡やバリを事前に処理し、お好みに応じてスミ入れをしておきましょう。

工程①

 今回付属の「24-1 機体下部」にABS接着剤を使って、同じく付属の「23-7 機体パーツ2」を接着します。

工程②

 工程①で組み立てた機体下部パーツにABS接着剤を使って、同じく付属の「23-6 機体パーツ1」を接着します。

工程③

 工程②で組み立てた機体下部パーツに同じく付属の「23-8 機体パーツ3」をはめ込みます。

⚠ Attention
 冒頭でも説明させて頂いた通り機体パーツ3はレドーム開閉時に脱着させますので、絶対に接着しないで下さい。

工程④~⑥

 説明書では第56号で組み立てた機体下部のうち、第35号で留めた「35-1 プレート」と「24-1 機体下部」を固定しているEMネジ6本(写真中の赤丸)を外して交換する…と記載されていますが、第45号で留めたEPネジ2本を(写真中の緑丸)外さないと「24-1 機体下部」は取り外しにくいので注意して下さい。

EPネジも外さないと、「24-1 機体下部」が外しにくいです。

 交換出来たら、外したネジを締め直します。

完成!

 以上の工程で今回の交換作業は完了となります。

不具合パーツ 問い合わせ進捗報告

  • 第36号 「36-7 ポッドパーツ2」取り付け位置不良
  • 第49号 「49-8 アンテナ」の向きが逆

   →2/11 問い合わせ実施
   →2/20 問い合わせ受理通知
   →2/21 問い合わせの詳細内容について再確認
   →2/22 確認に対し、画像付きで再説明
   →4/10 進捗確認実施 → 進捗なし回答あり New!

  • 第55号 300ガロン増槽の取り付け位置不良

   →3/ 5 問い合わせ実施
   →3/ 8 問い合わせ受理通知
   →4/10 進捗確認実施 → 進捗なし回答あり New!

次回予告

 次回は、第59号の組み立てをご紹介したいと思いますので、お楽しみに!